よくあるご質問

借主様・貸主様共通のご質問

Q. ほぼ賃料0円不動産って、なんですか?

A. 何年も売却や賃貸ができない、代々受継いだ不動産だから売却できない等、この先どうすれば良いのか分からなくて困っている(誰も買わないだろう、借りないだろうと諦めている)不動産所有者の方は全国にたくさんいます。自己利用しないままで保有している期間も、所有者の方は近隣住民対応や固定資産税負担、建物等の老朽化、草木枯葉の管理に不審者や不法投棄対策、台風や豪雪、湿気、遠方地、火災等、多くの不安や心配を抱えて過ごすことになります。 そんな全国の「なんとかしたい不動産(*1)」の所有者から長いフリーレント期間(半年~3年、農業林業酪農畜産等の場合3年半以上相談可能)を設け、起業家や経営者の方が賃料0円で新規事業や事業拡充の拠点として不動産を利用促進していくためのマッチングサイトとなります。 「なんとかしたい不動産」を物件登録し掲載し続けることで、起業家や経営者の方が必要とするタイミングにいつでも閲覧できるよう、賃料0円情報を常にアピールしておくことができるマッチングサイトになります。
*1使っていない土地や建物を総じて「未利用不動産」とし、未利用不動産の中で「困っている・あきらめている」と所有者が認識を持つ不動産を「なんとかしたい不動産」と表現します。

Q. ほぼ賃料0円の”ほぼ”とは

A. 長く設定されたフリーレント期間中の賃料は0円ですが、普段、所有者の方が負担している維持管理費用は借主の方が負担することになります。例えば、土地建物の保守管理の負担、固定資産税、火災保険料、草刈費用、管理費や修繕積立金等、通常時に発生している保守管理の負担及び費用はフリーレント期間中であっても借主の方の負担となります。所有者の方は、フリーレント期間中は管理を借主の方に任せ、維持管理費用を受取り、フリーレント期間終了後は、当初契約で取決めした賃料(維持管理費用含む)を受取る形になります。

Q. フリーレント期間を設ける必要性とは

A. 起業・事業拡充を行う場合、設備資金や運転資金に多くの費用が必要となります。また、その事業を軌道に乗せるまでの時間も必要となります。フリーレント期間を長く設けることにより、準備期間から売上を軌道に乗せるまでの期間、賃料負担が楽になることで、運転資金の軽減や軌道に乗せるまでの時間確保等、経営安定に向けての活動に力を入れることが出来ます。起業する際の難しい壁の一つを解決できます。
所有者の方にとっても、起業家や経営者の方が現地を管理してくれている安心感や維持費を負担してくれる金銭負担の軽減により、フリーレント期間中であっても意味のある期間だと考えます。
考え方の一つとして、準備期間からオープンするまでに半年~1年くらい、起業してから安定に向けての活動期間を1年~2年とすると、1年半~3年くらいのフリーレント期間は必要だと考えます。
(注意)「なんとかしたい不動産」の所在が既成市街地から離れている場合、地勢・地質・地盤・形状等不動産の個別特性が強い場合、また、土地や建物を利用するために施す工事(改修・整備・開墾・伐採等)が多くあると考えられる場合は、フリーレント期間を長くすることで候補地となる可能性が高まります。

Q. 工事や修繕費用はどちらが負担するの?

A. 現状のままの賃貸借となり、全て借主の方の費用負担となります。
借主の方は、現地の不動産状況をよく見て、事業用地として利用出来ると判断した場合に、フリーレント期間を設けた賃貸借契約の締結を行い、借主の方の責任と費用負担で不動産に作業(改装改修工事、掃除、自主施工(DIY)、伐採、整地等)を施し活用していくことになります。

Q. 物件登録できる不動産は?

A. 下記条件1・2を満たす、全国の未利用土地・未利用建物が登録対象不動産となります。
条件1:道(道路)に接面していること
未舗装道路やあぜ道でも可能です。けもの道のような道としての機能認識が難しいものは不可とします。誰でも通行することに支障がない道(道路)であり、かつ通行利用権を確保出来ている道(道路)に接面していることが登録条件となります。(但し島は除く)
条件2:物件登録者が現地まで行き、現地確認と写真撮影すること
必ず登録者自身で現地まで行き、物件状況が分かる写真の撮影(10枚程)と、お問い合わせの際に物件説明ができるように現地確認をしておくことが登録条件となります。通常の交通手段(徒歩、自転車、車、バス、電車、タクシー、定期船等)を利用し現地に辿り着くことができる不動産とします。地域特性により、小型船舶で着岸できる場合やスノーモービル等必要な場合は、その旨を物件登録のコメント欄に記載する形になります。

Q. 本当に利用が難しい不動産でも物件登録できますか?

A. 「前述の物件登録できる不動産」の条件1・条件2を満たしている不動産は登録できます。事業にはいろいろな業種業態があり、新しいことを始めたい!事業を拡張充実したい!と志す起業家や経営者の発想から不動産の活用方法が生まれます。
所有者の方が「なんとかしたい不動産」と認識していても、起業家や経営者の方の視点で見てみると「最高の不動産」「面白い不動産」に映るかもしれません。

Q. どんな方が借主として利用できるのですか?

A. これから頑張ろうとする起業家の方、既存事業の拡張充実を行なう法人個人の経営者の方です。「なんとかしたい不動産」を活用することは、そこに新しい価値を生み出せる知恵や工夫が必要であり、「未利用不動産」の活路を見出せる創造力のある人となります。
全国には、様々な分野で新しいことを始めたい!事業を拡張したい!と、向上心を持ってチャレンジしたい人がたくさんいます。「なんとかしたい不動産」を利用して経済活動にチャレンジする人だからこそ、将来に期待が持てるものだと考えます。

Q. 所有者本人しか物件登録できませんか?

A. 物件の登録をできる人は、所有者、親族等、代理人となります。所有者ご自身でご登録が難しい場合は、親族等の方、代理人の方(不動産会社他、各士業専門家)が登録者となれます。自治体の方に登録の手助けをいただいてご登録もいただけます。自治体がご登録の場合は、認証マークを付けることも可能です。

【補足】自治体の方へ
自治体認証マークのご案内
自治体が当サイトを活用する場合、物件情報欄(ニックネームの横)に「自治体認証マーク」を印すことが出来ます。
自治体認証マークがあることにより、その物件情報は直接的、もしくは間接的に自治体がチェックしているものとして借主(閲覧者)は認識することが出来ます。
物件情報の信頼性を高め、ウェブ環境への対応が難しい登録者の救済となり、自治体が関与している証から犯罪の抑止に繋がるものと考えます。

※自治体認証マークは無料でご利用いただけます。ご利用を希望の自治体は、当サイトへメールでお問合せ下さい。

Q. 一般の方には物件登録が難しいのでは?

A. 誰でも簡単に不動産情報を公開できるように、物件登録の必須項目を少なくしました。
必須の登録項目:カテゴリー、物件所在地、土地の地番、建物の表示、選択方式を用いて4項目、物件の紹介タイトルと状況説明は、自由に文字入力します。あとは、写真登録で公開するための作業は完了となります。
任意の登録項目(任意項目においては分かる範囲での登録となります):19項目を任意項目とし、簡単に登録できるように選択方式を中心としました。

Q. 物件を利用するために施す工事や修繕費用は誰が負担するのですか?

A. 現状のままの賃貸借となり、全て借主様の費用負担となります。
借主様は、現地(不動産状況)をよく見て、事業用地として利用出来ると判断した場合に限り、フリーレント期間を設けた賃貸借契約の締結を行い、借主様の責任と費用負担で不動産に作業(改装改修工事、掃除、自主施工(DIY)、伐採、整地等)を施し活用していくことになります。

[注意]増築の工事は注意をしてください。貸主様が増築工事を認め、借主様の費用で増築工事を行うことにより、増築部分の建物所有者は借主様となり、その部分に借地権が発生してしまいます。増築を行う場合は、不動産精通者によく相談をしてから作業を進めてください。